次回コンサートのご案内

ギュンター・ヘグナー氏をはじめ、ウィーンフィルメンバーとの思い出や、
演奏会での出来事などをつづったページです。

※お詫び ページ内リンクが上手く連動していません。(後半部分)
ご面倒ですが、スクロールしてご覧下さい。

直線上に配置
エピソード No.1 第一回演奏会の打ち上げにて・・・。
エピソード No.2 ギュンターフィル草創期、とある居酒屋にて「ドジョウ事件」・・・。
エピソード No.3 第一回演奏会、ウィーンフィルHr奏者ギュンターとセルナーのロングトーン。
エピソード No.4 第二回演奏会から・・・。
エピソード No.5 人間譜面台?
エピソード No.6 非公式!?第2.5回演奏会。
エピソード No.7 師弟の競演。ヨシさんと木村惠子さん。
エピソード No.8 またまた、非公式!?0.5回演奏会。
エピソード No.9 ヴラダー3兄弟。
エピソード No.10 マルテ・ポングラッツさんはどんなヒト?
エピソード No.11 第6回演奏会 夢のような時間・・・。
エピソード No.12 You are soloist ???
エピソード No.13 続2.5回演奏会
エピソード No.14 第7回演奏会から@・・・ひゅ〜ぶらあ!?
エピソード No.15 第7回演奏会からA・・・しぇ〜ん
エピソード No.16 第7回演奏会からB・・・ユニゾン
エピソード No.17 第10回演奏会から・・・シュミードル’sネクタイ
エピソード No.18 再び第7回演奏会からC・・・ヨシさんは凄いヒト。
エピソード No.19 やっぱりヨシさんは凄いヒト。
エピソード No.20 またまた第7回演奏会D
エピソード No.21 第8回演奏会から・・・マルテさんとの再会
エピソード No.22 第9回演奏会から・・・自前でコンチェルト
エピソード No.23 第10回演奏会から
エピソード No.24 第11回演奏会から・・・団内室内楽演奏会
エピソード No.25 第12回演奏会から・・・シュトランスキ-再び
エピソード No.26 第13回演奏会から・・・シュテファン・ヴラダーの指揮振り
エピソード No.27 第14回演奏会から
エピソード No.28 第15回演奏会から・・・シュテファン・ヴラダー再び
エピソード No.29 第16回演奏会から・・・管楽器トレーナ森川一氏をお迎えして
エピソード No.30 第17回演奏会から
エピソード No.31 第18回演奏会から・・・ギュンターフィルの特質
エピソード No.32 第19回演奏会から・・・ヴォルフガング・ヴラダー氏とアンドレアス・ヴィーセル氏
エピソード No.33 第20回記念演奏会〜ヨーゼフ・シュタールさんの追悼演奏会〜
エピソード No.34 第21回演奏会・・アレクセイトカレフ氏(元サンクトペテルブルグ管弦楽団トランペット奏者)をお迎えして
エピソード No.35 第22回演奏会・・・ウィーンフィル首席トランペット奏者ハンス・ペーター・シュー氏をお迎えして
エピソード No.36 第23回演奏会・・・メンデルスゾーンに初チャレンジ!
エピソード No.37 第24回演奏会・・・木村恵子さん(Vla)をお迎えして
エピソード No.38 第25回演奏会・・・ハイドンに初チャレンジ!
エピソード No.39 第26回演奏会・・・感動☆我等がギュンター氏との演奏会〜800人以上の大観衆〜
 そして第26.5回演奏会とは・・・?
エピソード No.40 第27回演奏会・・・ギュンターフィルの誇らしきピアノ奏者・重原孝臣さんによるピアノ協奏曲
エピソード No.41 第28回演奏会・・・ギュンターフィル2人のファゴッティストによるドッペルコンチェルト!
エピソード No.42 第29回演奏会・・・ウィーンフィルホルン若手のホープ☆トーマス・イェブストゥル氏をお迎えして
エピソード No.43 特別演奏会・・・木管楽器を中心とした演奏会&おみちゃん指揮デビュー!
エピソード No.44 第30回演奏会(記念演奏会)・・・上田奈緒さん(Cla)をお迎えして
エピソード No.45 第31回演奏会・・・ヴォルフガング・トムベック氏(Hr)をお迎えして 
 〜マウスピース紛失騒ぎの真相は・・・?〜
エピソード No.46 第32回演奏会・・・ダブル木管五重奏(ベルナール)を取り上げました!
エピソード No.47 第33回演奏会・・・久しぶりの団員ソリストによる協奏曲。(クロンマーのクラリネットト協奏曲)
エピソード No.48 第34回演奏会・・・ワンワン作戦。ブラームスピアノ協奏曲×ブラームス交響曲1番のチャレンジ!
エピソード No.49 第35回演奏会・・・新鋭のチェリスト@伊藤文嗣さん(藝大3年生)の熱演。(エルガー;チェロ協奏曲。)
エピソード No.50 第36回演奏会・・・オールモーツァルトプログラム。管楽の協奏交響曲 レヴィン編曲版(フルート、オーボエ、ファゴット、ホルン)に初挑戦。
エピソード No.51 ハルモニア杯・・・「フレンズ賞」、「ハルモニア賞」のダブル受賞。ばんざい!
エピソード No.52 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2008に参加・・・GWの東京国際フォーラムは熱い。
エピソード No.53 第37回演奏会・・・ラ・フォル・ジュルネ効果で会場満席!?昼田さん大活躍&夢の(?)親子初共演。
エピソード No.54 第38回演奏会・・・待望☆ギュンターフィル自慢のホルン奏者「石橋氏」によるホルンコンツェルト!
エピソード No.55 第39回演奏会・・・星飛雄馬ばり強勢ギブスでの筋肉トレーニング「臣ちゃん」再登場!

エピソード No.1
 第1回の演奏会の興奮度は大変大きなものでした 我々へのプレゼントということで、演奏会のアンコールとして、ギュンター親分の下、フランツ・セルナーさん、ハンス・フィッシャーさん、フリッツ・プファイハーさんの4人でホルンカルテットを吹いて下さった(打ち上げの時にも)
彼らは楽しいパーティー/飲み会の時に、酒を飲みながら吹くそうで、その雰囲気を味わえたのは最高でした 女性陣は彼らとワルツも踊ってしまったのです。
(Presented by Zenzen)

エピソード No.2
 まだギュンターフィルが混沌として形がない頃、大岡山の居酒屋での出来事です。
焼き鳥屋の主人は大丈夫と言ってたが、今から思うと危険だったかもしれない?
 日本酒の中で生きて泳いでいるどじょうをギュンターはあっさり飲んでしまった。
でもフランツはどじょうと目が合ってしまって、「飲まないでくれ、飲まないでくれ」と懇願していると言って飲むことができない。
 それではということで、私とΟさんが先行して飲んでみせたので、抵抗していたフランツも観念してどじょうを飲んだのです。
 フランツ曰く、「胃の中でどじょうが気持ち良く泳いでいる」我々本当に大丈夫だったのだろうか
 病気になっていないから薬になったのかな!?
(Presented by Zenzen)

エピソード No.3
 上野での第1回の演奏会の話。
 人数が少ないせいもあって、ジークフリート牧歌を選んだのですが何とギュンターとセルナーがホルンのパートの1,2番を吹いてくれることになったのです!
 ギュンターのソロは言うまでもなく美しかったのですが、その裏で2ndの16小節にもわたるロングトーンの素晴らしかった事・・・さすがウィーンフィルという感じ、他の管楽器も載せられて、更に、二人の太く奥行きのある音がオケ全体を包み込んで、我々にこの上もない響きを与えてくれたのは感激であり、驚きでも有りました。
何と幸せなのだろう・・・ 
(Presented by Zenzen)
エピソード No.4
 大田区民センターでの第2回の演奏会。
 ギュンターとリヒァルト・シュトラウスのコンチェルトをやることになったのですが、コンチェルトを吹くのが久しぶりだと言うので、オープンリハーサル形式の演奏会となりました。
 椅子に座っての普段着の演奏会です。
 途中で止めたりしながらさらった後、全曲を演奏し楽しい演奏ができたのを良く覚えています。
 この時のエピソードは、アンコールに美しき青きドナウをやろうということで、その日しか練習できなかったのですけれど、ギュンター一人のリードでまずホルン族があのウィンナワルツのリズムを刻んでくれたことで、皆が乗りに乗って活きた演奏ができ、びっくりしたものです。
偉大な一人の存在がこうも皆を変えてしまうのか驚嘆と感嘆でした。
 ギュンター・ヘグナーは素晴らしい人です。
(Presented by Zenzen)
エピソード No.5
 第1回目の打ち上げは上野からなぜか大岡山に移動したんですよネ
ギュンターもフランツも大岡山が日本で一番お気に入りの場所だったみたいで・・・
そんな居酒屋でホルン4重奏(アンコールの続き)を演奏してくれました。
その時の譜面台はオケの綺麗どころ(今もかわりませんヨ〜 みんな)が勤めました。

<エピソードその1>の続きとして、忘れられない一場面でした。
(Presented by もち〇)
エピソード No.6
 ギュンターとのモーツァルト、シュトラウスの協奏曲を終えた後、次の第3回までにかなりのブランクがありました。でも、ギュンターから次はブラームスのホルン三重奏をやろうということで、実は第2.5回演奏会が千葉邸であったのです。(千葉さんとは、元N響Hr奏者)
 演奏者はギュンターの指定でピアノは本荘さん、バイオリンはわれらがギュンターフィルのコンマスMさんです 1楽章だけやりました
 この時初めて次の主役ヨーゼフ・シュタールさんにお目にかかれたのです。
 何と皆の前で逆立ちをしたり、お歯黒でなくお歯金(お酒の中の金粉を歯に衣)したのです。
 あの真面目なヨシさんとは思えない。
(Presented by zenzen)
エピソード No.7
 第3回まではかなり時間が経過して、閑古鳥が鳴こうとしていた頃、2.5回で活躍して頂いたヨーゼフ・シュタールさんから連絡があり、「今度来日した時にモーツァルトのVl,Vlaのシンフォニーコンチェルタンテをやろう」ということになりました。
 ヨシさんは何とウィーンフィルのヴィオラトップ奏者なのです・・・びっくり!!!あの逆立ちしたオッサンが・・・あっ!! 失礼。
 実は、ギュンターフィルで弦のトレーナーをして頂いている新日フィルのヴィオラ副主席奏者の木村恵子さんがヨシさんの愛弟子なのです・・・本当にかわいいーかわいい弟子なのです。
 ヴィオラ部分の1,3楽章を恵子さんがやり、2楽章をヨシさんがやりました。二人とも我々を泣かしてくれました。
また、テレマンのドッペルコンチェルトもやって頂きました・・二人のハーモニーの美しかった事。
(Presented by zenzen)
エピソード No.8
 今回は0.5回のエピソードです。
 確か本番2,3回前の練習でギュンター&フランツが参加した時のことです。
所は大岡山の某学校の練習室(なんと土間! 若い人は知らないでしょうが・・・)
 とある能天気なオーボケ吹きが『確かウイーンは高いと聞いてけど、こんなもんでドウダ!』と、眉間に青筋を浮かべて445に挑戦しましたとさ・・・
 ところが一向にあがらないんです。 その時見かねた(呆れた?)ギュンターから出た言葉は『もっと脚の高い椅子に座ればいいだよ!!!』
 その言葉(誰が通訳したのかナ?)を聞いたオーボケ吹きは『!!!!』となったとさ。
20余年前にあった忘れられない出来事です。
(Presented by アルチャン1号)
エピソード No.9
 ここから、ヴラダー3兄弟との付き合いが始まりました。
 長兄はティンパニストで確かウィーン交響楽団で活動されているはずです。昨秋のウィーンフィル来日の時エキストラで参加され、我々とは飲み会の席で親交を温めました?
 日本語が達者な方で、びっくりしました それもそのはず、奥さんは日本人でした。
 末弟は有名なピアニストのシュテファン・ヴラダーです。日本でもリサイタルを開いていますし、ウィーンフィルの日本公演ではモーツァルトのPコン27番を演奏しています・・・グルダ以来久々に出たウィーンの期待されているピアニストです。
 まだまだ若い頃、大岡山のABCでの飲み会にも参加したことがあったのです。後で出てきますが、13回、15回でベートーヴェンのPコンを共演します。
 第4回の主役は真ん中のヴォルフガング・ヴラダーです  ウィーンフィルのホルン奏者です。この時は、オペレッタの日本公演でフォルクス・オーパーの首席奏者として来日されたのを機に、モーツァルトのホルン協奏曲第2番を演奏しました。
 目黒公会堂での演奏会で、外は雷、耳を澄ませるとというより休符の時雷の音が聞こえてきました 。
(Presented by zenzen)
エピソード No.10
 いよいよ第5回の演奏会です。
 美人のマルテさんの登場です。第4回のヴォルフィー・ヴラダーの「友達の友達は皆友達。世界に拡げよう友達の輪」で、同じフォルクス・オーパーのマルテ・ポングラッツさんが手を上げてくれました。正月のオーパーの日本公演の機会に、モーツァルトのオーボエ協奏曲をやることになったのです。
 練習日当日、オケのメンバーがホテルに迎えに行き、約束の時間に練習場にマルテさんが登場して皆びっくり・・・それまでベテランのおばさんだとばかり思っていたのですが、若い美女が練習場に入ってきたのです。
練習が始まると指揮者を筆頭に皆ボーとしてしまって何がなにやら・・・。
まったく男性というのは美人には弱く困ったものです。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.11
 さて、第6回の演奏会です 我々には夢のコンサートでした。
 27年前、ウィーンでギュンターとヤパーニッシュ・パーティーをした同志9人の中に音楽事務所に勤めているSさんがいました。そのSさんの計らいとフランツ・セルナー氏の支援で、実現した演奏会です。
 ウィーンフィル木管首席奏者のメンバーはイングリッド・ヘブラー女史とのピアノ5重奏の演奏会のため、来日されていましたが、その合間を縫って、モーツァルトの管楽協奏交響曲をやることになったのです トレチェクさん、シュミードルさん、ヴェルバさん、セルナーさんとの共演です。
 神様ばかり、まったく信じられない話です 地に足がついていないというのが、容易に想像できると思います 東工大の講堂で前半はオープンリハーサル、後半が本番という形の演奏会でした。
 本当に幸せなオケです 演奏会の後のABCでの打ち上げで盛り上がったこと!
 Sさんありがとう!! フランツありがとう!!
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.12
 第6回演奏会の公開リハーサルでのことです。
 練習が始まり暫らくたったとき、トレチェック大魔神(?)が指揮を止めオケのOb吹きに言いました。
 『I am a soloist, and you are a soloist , too.』
 名指しを受けたOb吹きは驚愕するや感激するやで一瞬パニック状態
 しかし、そこは天性の能天気で『そっか… オレもソリストなんだ!!!』と、超独善的な判断をして大魔神に負けないくらい元気に吹き始めました。
 それ以来、このオーぼけ吹きは『神様とSoloistとして、共演した』という妄想を抱くようになりました。
(Presented by アルチュァン1号)
エピソード No.13
今日は2.5回の話に戻ります(アルチュァン1号が書いてくれないものですから)
2.5回はT氏邸での話です。

前回とは別な時に、しゃぶしゃぶパーティーがありました ウィーンフィルのホルン族のメンバーと日本を代表するホルニスト達が集まったのですが、なぜか我々の有志もお呼ばれしました。我々はど素人ですから、そういう人間がいたほうが話が弾むだろうということでした。

1)T氏邸に伺う時の話
我らギュンターフィルの有力な女性メンバー2人が玄関に入った時、たまたまそこに居られた方を指して、「この人、どなた?」だって その人は誰だと思います。
T氏邸のまさにご主人様だったのです 居合わせた人達、目が点になってしまったとさ!!!

2)ハンバーグ事件
宴もたけなわになり、お酒も相当入った頃、我らがメンバーのノンベィ君は(ウィーンでも有名??)若きホープのフリッツ・プファイファー氏に唆されて、「あの人を我々は何と呼んでいるか知っている??」「ハンバーガーさんと呼んでいるんだよ 呼んでご覧」。
果して酒が入って大きくなってしまったノンベィ君は、その人の前へ行って「ハンバーガーさん、ハンバーガーさん」と連呼してしまったから、さぁー大変・・その人はムッとしてしまいました。
何とその人はフリッツ氏らの先生で神様と言われたギュンター・ヘグナー氏の前の首席奏者ローランドベルガー氏だったのです (知ーらないっと)
後で帰り際にお尻を蹴られたとか・・・変な友好関係が保たれた一幕です。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.14
さて第7回演奏会です
第6回の演奏会の本番前にフランツ・セルナー氏は英会話の苦手なI氏に向かって、「次は10月に来日するからヒューブラーをやろう」と言われていたのですが、チンプンカンプン???
「ヒューブラーと言われたって、何の事???」ピンとこないI氏「困った、困った」・・・会話の出来る人を介してやっと「ヒューブラーが作曲した4つのホルンの為の協奏曲をやろう」と言っているんだ。
「やろう やろう」と言う事になったのは良かったのですが、譜面の入手は本番前一ヶ月前、彼らがオペラ公演で来日した時にセルナー氏から渡されたのです。
何が何やら聞いた事もない曲(実は日本初演なのです)・・・
さぁー大変、苦闘の1ヶ月が始まりました。
果して、1ヶ月後練習場にそうそうたるメンバーが集まりました。
恐る恐る練習が始まりました なんとか1楽章、2楽章、3楽章と進み、何とか通す事が出来たら、「さぁー飲みに行こうだって!!!」 えっ??? 「すみません 我々の為にもう一度お願いします」・・・ 
この時はまだまだエピソードがあるのでまた次回・・・
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.15
前回はヒューブラーの練習について書きましたが、実はこの練習の前に一騒動あったのです。
メンバーはヤニュシュッツ、シュトランスキー、セルナー、ヴラダーの4氏ですが、先の二人はウィーンフィルの1番吹きなのです 当然と言えば当然、誰が1番を吹くかで一揉めあったのです。
結果的にはシュトランスキーが1番を吹きました。
当日のゲネプロの時、3楽章でビオラがテーマを奏でたあと確か1,2番が美しい3度の和音を奏でると透かさず3,4番が「シェーン」と笑顔で1,2番にお褒めの言葉を・・・
今度はチェロが同じテーマを奏でたあと、逆に3,4番が同じ和音を奏でると透かさず1,2番が「シェーン」と・・・(順番逆だったかな??)
ちょっとした揉め事があっても音楽が始まれば、美しい響きと心地よさを求めて集中する様を目のあたりにして日本の音楽界との差、求める音楽の違いを感じさせられました。
もちろん我々の求める音楽はウィーンフィルと、同じ皆で奏でる美しい響きを伴うものですヨーン。
気持ちだけは一緒デース!!!
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.16
第7回はまだまだあります。
ヒューブラーには、ホルンのソリスト達によるユニゾンが有るのです。
彼らが奏でたユニゾンの美しいこと、この世のものとは思えない響きでした。
太く、深く、ふくよかな響き・・・もう一度聴きたい!!!
こんなにもユニゾンというのは美しいものか再認識させられました。
それを知った我々は本当に幸せものです。
あのような音を出したい!!!
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.17
第10回目の演奏会は
  ドレチャルさんによるハイドンのチェロ協奏曲 第4番
  シュミードルさんによるモーツァルトのクラリネット協奏曲  でした。

今回はシュミードルさんのお話です。

オープンリハーサルが終わりブラブラしているとシュミードルさんの楽器ケースが目に止まりました。ふたが開いており何気なく中を覗くと『クラが4本!!!』
「すご〜い!!!」と見入っていると隅に蝶ネクタイが・・・
ふと気が付けば後ろに本人がニコニコして立ってました。  ビックリ仰天!
「いつもこれを付けるの?」  「Ja!!」  「かっこい〜」  「???」

そしてこの小さな小さなミッキーマウスがたくさん描かれた蝶ネクタイを着け、極上のモーツァルトを演奏してくれました。
客席からではわからないシュミードルさんの秘密を、一つ発見しちゃいました。

そうそう、シュミードルさんもドレチャルさんもベートーベンの8番一緒に演奏してくれたんですよネ・・・
(Presented by アルチュァン1号)
エピソード No.18
またまた第7回です
この演奏会では、第3回にご一緒して頂いたヨシさんことヨーゼフ・シュタールさんがヒンデミットの葬送曲を弾いて下さいました  オケは弦による伴奏です。
最初は一体この曲はどういう曲なのかさっぱり解からなかったけど、練習を重ねていくうちにすごい曲だということがだんだん解ってきました また熱も入ってきたのです。
さて、ヨシさんと合わせるときが来て、終わってみたら皆の目に涙が・・・
当然ですよね、ヨシさんはウイーンフィルのビオラの首席奏者だし、オペラではプリマドンナとのデュエットで鍛えているのだから・・・
小澤征爾の60歳の誕生日記念して世界のオケマンが集まり演奏会がもたれましたが、そのときのヨシさんの歌手とのデュエットは日本の名だたるビオラ奏者をうならせたとか。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.19
書き忘れてしまったことが有ります・・・やはりアルチュハイマーです。
小澤征爾の60歳の記念演奏会での追加記事です。
デュエットをやるとき、他のビオラ奏者(そうそうたるメンバー達)がやりたい顔をしていたのか?(あの人誰という感じ?)
ヨシさんが「他にソロをやる人が沢山いるのに、私がやっていいんですか?」だって・・・「何を言っているんだ あなたは天下のヨーゼフ・シュタールさんですぞ」 
練習が始まり、ヨシさんのあのふくよかな音を聴いて皆さん納得・・・
当然、当然 経験が違うって!!!
我等がヨシさんは日本で発売されているウィーンフィルのビデオで、若いときからビオラのトップとして活躍しているんだーい!!!
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.20
第7回の演奏会ではもう一つエピソードがありました。
来日後、ウィーンフィルホルンの方々の歓迎会が大岡山のABCであった時、ギュンターがモーツァルトのホルン協奏曲の第3番をやってくれる事になったのです。
しかしながら、これからは若い連中の時代だと言う事でラルス・シュトランスキーに代わってしまったのです ラルスはもちろんこれから背負って立つ男ですから、彼と出来て大変うれしく異論はなかったのですけれど・・・でも・でも、ギュンターとやりたーい!!!
(この後、ラルスとはシュトラウスをやる事になります)
この事件の後、我々はギュンターに名前の由来を思い出させる事に精力を注ぎ、22回(今回)の演奏会での約束を取り付けたのですが、またまた第一生命ホールのこけら落としにキュッヒルさんと7重奏をしなくてはいけないと言う事で先送りになってしましました。
残念、でもギュンターは申し訳なく思ってたからいいか 来年協奏交響曲が出来るかもしれない?
我らがギュンター頼みますぞ!!!
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.21
第8回です 美人のマルテさんの再登場です。
正月恒例のフォルクスオーパーによるヨハンシュトラウス演奏会の来日にあわせて、1月の4日に開催した演奏会で、オーパーの仲間が多数賛助出演してくれたのです。(Vl、Vla,Fg)
曲目はバッハのVl&Obのドッペルコンツェルトとマルチェロのオーボエ協奏曲でした。
この時男性の皆さんは黒のドレスを着こなした美しい姿に見とれてドキドキしたのでしたが、私は見落としてしまった 残念 ???
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.22
美人のマルテさんの後、第9回は団員による協奏曲にトライしました。
最初、団員がソロをやる事に抵抗感があったのですが、プロのソリストではなく団員を迎える事により、仲間を守り立てようという事から趣のある家庭的なアンサンブルが出来るのではないかという事で、取り組む事にしました。
曲目はモーツァルトのフルート協奏曲2番、管楽の為の協奏交響曲、ピアノ協奏曲20番です。
演奏は当事者なのでコメントできませんが、またやろうという事で次につながっていきますO,A,K,K,T,Sさんご苦労様でした 緊張した事でしょうね。
この演奏会はユニークな面白い試みであったと思います。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.23
第10回です この時はチェロのドレシャルさん、クラのシュミードルさんと共演する事が出来ました 思いがけない事に、第6回にモーツァルトの管楽協奏交響曲を共演した縁でシュミードルさんから声がかかって、モーツァルトの協奏曲やってしまったのです 感激でした!! (この時のエピソードとして、アルチュァン1号のミッキーマウスの話につながります)
室内楽アンサンブルで来日されていたものですから、ドレシャルさんともハイドンのチェロ協奏曲を演奏する事が出来ました
二つの協奏曲を終えてから、ベートーヴェンの交響曲8番にもステージに載って頂いて、小さなアマチュアオケを本当に熱心に支えてくれたのです 協奏曲はもちろん素晴らしかったのですが、交響曲のクラは木管族ばかりでなく皆をを包み込んで実力以上の演奏をさせてしまうほど素晴らしいものでした
ドレシャルさんの指揮者を見る何とか助けてやろうという優しい目も感動させてくれました
感謝!! 感謝!
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.24
今回は11回です。
10回で、書き忘れていた事が有りました。
クラの協奏曲で、シュミードルさんが3楽章でジャズってくれたのです・・・感激でした。
さて、11回は団内の室内楽演奏会を企画しました。
アンサンブルを良くするには室内楽をもうちょっとやろうという事で、モーツァルトのディベルティメント11番、リヒァルト・シュトラウスの管楽セレナーデ等を小さな演奏会場で行い、みんなで盛り上がったのです 合宿では皆で良く室内楽曲はやるのですけれど、演奏会形式は始めてでした 楽しかったー これからもやろうーね!!
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.25
第12回演奏会です
この時のプログラムは、モーツァルト/ディベルティメント11番、交響曲35番とリヒァルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番でした。ソリストはウィーンフィル首席奏者のラルス・シュトランスキー氏です。モーツァルトの3番(この時4つのホルンの為の協奏曲もやった)に次ぐ2度目の登場です。この時点ではシュトランスキー自身ウィーンフィルとCDを出していたと思いますが、我々にとってシュトラウスは久し振りだったので(第2回のギュンターと合わせて以来15年ぶりぐらい)、緊張して演奏したのを覚えています。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.26
第13回演奏会はシュテファン・ヴラダーの指揮振りによるベートーヴェンピアノ協奏曲第3番です。縁あってこういう演奏会を持てることになりました。
ご存知の方も多いと思いますが、シュテファン・ヴラダーはヴラダー3兄弟の末弟でウィーンフィルの日本公演で、ソリストとしてモーツァルトのピアノ協奏曲第27番を演奏したそのシュテファンです。ウィーンピアノ界の若手のホープとして、多くのCDを出して期待されている逸材です。
前半は公開リハーサルということで聴衆の皆さんに練習・指導を聴いて頂いたあと、休憩をおいて後半には本番という演奏会でした。
シュテファンの力強い指揮と演奏で我々アマチュアにとっては夢のような演奏会となり、女性の団員には胸キュンの日となりました。本当に幸せなオケです。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.27
第14回演奏会は我々だけの単独演奏会でした。
このときには演奏会に室内楽を入れようということで、グノーの小交響曲を取り上げました。前半はモーツァルトの劇場支配人序曲、ディベルティメント1番、メインではシューベルトの交響曲第5番と可愛しいプログラムとなりました。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.28
第15回演奏会は再び、シュテファン・ヴラダーの登場です。
今回も日本でのピアノリサイタルの間隙を縫って、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番皇帝を演奏しました。このときもシュテファンによる指揮振りによる演奏でした。
彼はこの来日で、アルバンベルグ四重奏団の第1バイオリン奏者ギュンター・ピヒラーの指揮で、既にオーストリアのオケをバックに皇帝を演奏していました。
この短い期間に3番、5番を共演させて頂くなんて誠に幸せなオケです。
ここで、ヴラダ−3兄弟をご紹介しましょう。
ギュンターフィルにとっては縁の深い兄弟です。すぐ上のお兄さんはヴォルフガング・ヴラダ−で、彼とは第4回演奏会でモーツァルトのホルン協奏曲第2番を演奏していました。そのときはフォルクスオーパーの首席奏者でした。
また、一番上のお兄さんはウィーン交響楽団でパーカッション主にティンパニーを担当しています。また、トヨタマスターズプレーヤーウィーンではティンパニーを演奏しています。ちなみに、奥さんは日本人で日本語はぺらぺらです。
羨ましいくらいに、仲の良い素晴らしい3兄弟です。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.29
第16回演奏会は管楽器のトレーナーをして頂いている森川一氏をお迎えしてのモーツァルトのファゴット協奏曲です。
それまでもいろいろと含蓄あるアドバイスをして頂いていましたが、この協奏曲でも細かいところをいろいろと助言頂き、大いにレベルアップさせて頂きました。
序曲はモーツァルトのドンジョバンニ、メインにはモーツァルトの交響曲第39番で、モーツァルトチクルスになりました。
何せモーツァルトの好きなオケなのです。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.30
第17回演奏会は室内楽曲と交響曲を同時に楽しんで頂くプログラムを組みました。
室内楽曲はモーツァルトのピアノ管楽5重奏曲で、交響曲はベートーヴェンの交響曲第3番英雄でした。ピアノ5重奏はギュンターフィルの精鋭5人によるアンサンブルで
なかなかの演奏でした。エロイカは長い間実現を望んでいた思い入れの曲でしたので、力が入りました。ギュンターフィルの多くのメンバーが故尾原勝吉氏の薫陶を受けて来ているので、その追悼演奏会で演奏したエロイカとチャイ5が思い出されました。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.31
第18回演奏会はシューベルトの交響曲第3番と初めて取り上げる作曲家としてバルトークそしてブラームスに挑戦しました。バルトークはピアノ曲集「子供の為に」より、管楽版に編曲した管楽6重奏、ブラームスはセレナーデ第1番に取り組みました。
ギュンターフィルの管楽奏者は熱心な方が多いので、室内楽と管弦楽の両方を取り上げると企画した時、ついつい管楽器を取り上げる機会が多くなってしまいます。
(選曲は殆どの場合、飲み会で決まってしまいますので…)
さらに、メンバーにはブラームスが好きな人が多いので、合宿のときなどブラームスの室内楽曲を練習するグループが沢山います。特に,クラ5は必ず演奏しています。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.32
第19回演奏会はウィーンフィルのメンバーを迎えての演奏会になりました。
再登場のホルンのヴォルフガング・ヴラダー氏とクラのアンドレアス・ヴィーセル氏です。それぞれR・シュトラウスのホルン協奏曲第1番、モーツァルトのクラ協奏曲を共演しました。このときは緊張した演奏会でもありました。ファゴットの大御所ヴェルバ氏が聴きに来ていたのです。終了後、肩を抱いて誉めて頂いたのは感激でした。
アンディー(アンドレアスのニックネーム)は何を食べても「超、美味しい 超、美味しい」 とおっしゃっていたのが印象的でした。(本当に 美味しかったのかな?)
演奏会を終えてから、後日大岡山の居酒屋でヨシ(ヨーゼフ・シュタール)さんを偲ぶ会と反省会を兼ねて飲み会をしたときに、ヴォルフガング・ヴラダー氏とヴォルフガング・トムベック氏(ウィーンフィル首席ホルン奏者;ヨシさんの甥)が演奏会のCDを聴きながら、演奏内容について真剣に議論しているのが印象的でした。
このときの演奏会に手伝いに来ていたのが、現在メンバーのMさんです。
このとき10月だったのですが、来年卒業というのにまだ就職が決まってないというので、メンバーが一生懸命動いてギュンターフィルのメンバーになることを条件に就職が決まったとという嘘みたいな話があります!? エッ 本当?
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.33
第20回の記念演奏会です。
このときはほぼ半年前に、お亡くなりなられたヨーゼフ・シュタールさんの追悼演奏会としました。ヨシさんはギュンターフィル再興の功労者でした。ギュンター・ヘグナー氏との第1回、第2回の演奏会から、何年か経過した後の第3回の演奏会はヨシさんからの要請がなければ実現しなかったかもしれません。
ヨシさんの愛弟子木村恵子さんを通して、モーツァルトのシンフォニーコンツェルタンテをやろうという話です。エピソード7に出てくる話です。
このような経緯から、愛弟子の恵子さんをソリストに迎えてヨシさんの遺影を前に、ヒンデミットの葬送曲を追悼演奏しました。この曲は第7回演奏会にヨシさんに弾いて頂いた曲です。ヨシさんの奥行きのある美しい音を恵子さんがきちんと引き継いでおられる事を感じさせられた名演でした。
このあと、序曲魔笛、モーツァルトの管楽のシンフォニーコンツェルタンテと前半をモーツァルトを取り上げ、後半は大好きなブラームスの交響曲第4番というプログラムでした。第18回で演奏したブラームスのセレナーデを期に、箍が緩んでしまったようです。
(Presented by アルチュァン2号)
エピソード No.34
 第21回演奏会は2人のソリストをお迎えしての演奏会でした。1人は我々のメンバーであるピアノパートのおみちゃんこと重原孝臣氏、もう一人は縁あって共演することになった来日前にサンクトペルブルグ管弦楽団でトランペット吹かれていたアレクセイ・トカレフ氏です。
モーツァルトのピアノ協奏曲第24番とモーツァルトのお父さんのレオポルド・モーツァルトのトランペット協奏曲を取り上げました。
 トカレフ氏は奥さんが日本人の方で、現在日本で仕事をされて音楽雑誌にも何度となく登場されております。日本人より日本人らしい気質も持たれたロシア人で、素晴らしい音楽家と共演できた事に感激を覚えると同時にロシアのオケの金管奏者を肌で感じることが出来ました。
 アンコールにベートーヴェンのロマンス(ヘ長調)を演奏しました。24番はおみちゃんが長い間暖めていた思い入れの曲で、良い演奏が出来たと思います。
交響曲はシューベルトの第4番にチャレンジしました。
(Presented by Zenzen)

エピソード No.35
 第22回演奏会は前回と同じトランペット奏者をお迎えしての演奏会でした。ウィーンフィルの首席トランペット奏者のハンス・ペーター・シューさんです。
当初、ギュンター・ヘグナー氏とモーツァルトのホルン協奏曲第3番を演奏することになっていましたが、急にウィーンフィル団長の講演後に、スペシャルコンサートの出演が決まり、代わりにシューさんにお願いして頂いて成立したプログラムです。
ウィーンフィルの演奏会の合間を縫って行ったハイドンのトランペット協奏曲の練習にはギュンターさんも駆けつけて、シューさんとの練習後モーツァルトのホルン協奏曲第3番を演奏することが出来ました。このことにギュンターさんの心遣いを感じ、大いに団員を感激させたものでした。
 練習後の飲み会は多くの方が参加し、大変楽しいひと時となりました。本番でのシューさんのハイドンは素晴らしい演奏でした。(さすが、ウィーンフィル首席奏者!!)
この演奏会の翌年に、ウィーンフィルの定期演奏会で同じ曲を完璧に吹かれていたのを聴いて、このときの感激を思い出した次第です。
序曲はフィガロの結婚、交響曲は運命を取り上げました。
運命ではシューさんが1stトランペットを吹いてくださり、歯切れのいい演奏で大いに演奏を盛り上げて頂きました。ありがとう シューさん!!
(Presented by アルチュアン2号)

エピソード No.36
 第23回演奏会は我々だけの演奏会でした。
団員からの強い要望もあり、このとき初めてメンデルスゾーンにチャレンジしました。序曲フィンガルの洞窟です。次回にスコッチを演奏するきっかけとなりました。
 この演奏会では交響曲を2曲も取り上げてしまいました。未完成とベト4です。
未完成は美しく中身のある曲ですし、アマチュアにとっては表現するのが難しい曲です。皆で表現力アップにチャレンジするため、敢えて選曲した次第です。
 ピアノの部分での表現で、細かいアーティキュレーションに気を使う演奏に心がけました。結果はどうだったのでしょうか?
ベト4もアマチュアにとっては難曲です。今思うと「良くもこの2曲にチャレンジしたものだ!」という声が聞こえてきそうです。身の程知らずですので!
半年間、練習期間があったので、何とか格好はつけられたのではないかと思うのですが?
(Presented by アルチュアン2号)
エピソード No.37
 第24回演奏会は木村恵子さんをお迎えしての演奏会です。
木村恵子さんには忙しいところ、時間を見つけて弦のトレーナーをして頂いています。「コンツェルトをやりましょう」ということになっているのですが、新日フィルの副首席奏者を勤められて大変お忙しい方なのでなかなか時間が取れませんでした。
 今回は、何とか時間を作っていただきブルッフのクラとビオラのための二重協奏曲を演奏することになりました。この曲を決めるまでの恵子さんとのやり取りで、「ウェーバーかブルッフをやりましょうか」ということで楽譜とCDを頂きました。
そのCDの中に、この曲がありまして逆に提案させて頂いたということになります。
 聞くところによると、ブルッフがビオラを弾き、息子がクラリネットを吹いたそうです。ブルッフが作曲する際、息子との関わりをイメ−ジして作曲したそうです。
曲の中にはそのような父子愛、家族愛、さらには人類愛を感じさせるメロディー、音楽が随所に出てきます。恵子さんとメンバーの昼田氏とのやり取りが絶妙で、この曲の真髄である愛の重要さを再認識させてくれる素晴らしい演奏でした。
 アンコールでは同じブルッフのロマンスを弾いて頂きました。素晴らしい愛に満ちた演奏でした。恵子さんありがとうございました。
 出だしは団内でも賛否両論がありましたが、序曲魔笛をメンバーの小平氏が管楽版に編曲したものを取り上げました。作曲当時、演奏メンバーが不足していた地方ではこのようにして楽しんでいたのでしょう。
 メインはメンデルスゾーンの交響曲第3番スコットランドです。この曲はまさに難曲ですし、この選曲は大きなチャレンジでした。管楽器も弦楽器も頑張りました。
出だしの1stバイオリン素晴らしかったですねぇー!!また、やりたいですね!
(Presented by アルチュアン1号)
エピソード No.38
 第25回演奏会です。
初めて、ハイドンの交響曲を取り上げました。ハイドンは弦がなかなか難しいので敬遠していましたが、「チャレンジすべき」との声が強くなり取り組んだ次第です。
第2楽章にはバイオリンのソロがあるのですが、素晴らしい演奏をしてくれました。
最近、協奏曲はドッペルコンツェルトづいています。今回もシュターミッツのクラとファゴの二重協奏曲です。メンバーの鞠谷氏と小平氏がソロを吹きました。なかなかの演奏でした。
メインはベト7です。この曲も我々にとって因縁のある曲です。
メンバーがやりたい曲の一つで一度この曲に取り組んだのですが、途中で時期尚早ということで中止してしまった事があります。
今回は再チャレンジということで、何とか演奏会に漕ぎ着けました。出来栄えはどうだったのでしょうか?  まぁーまぁーというところでしょうか?
(Presented by アルチュアン1号)
エピソード No.39
 第26回演奏会です。
やっと、我等がギュンターさんと演奏会が持てました。
ご存知の通り、ギュンターフィルはギュンター・ヘグナー氏に敬意を表し、本人の了解を頂き命名する事ができた名前です。長い間、御大のギュンターさんに出演を願ってきたのですが、やっと20数年ぶりに実現した演奏会です。
曲は第2回演奏会で公開リハーサルという形で演奏したR.シュトラウスのホルン協奏曲第1番です。ギュンター氏との三度目の演奏会は盛大なものになりました。
会場の東工大講堂の収容人員は800人弱ですが、立見席が出たほどです。
ご本人はかなり緊張しておられたようですが、感激的な演奏会でした。アンコールをやることにはなっていなかったのですが、急遽「やるぞ!!」ということになりまして、慌てて演奏することになり、終わり方がスムーズにいかなかったという次第です。
打ち上げでのギュンターさんのスピーチを聞いて涙が出てきてしまいました。
やって、よかったぁー!! ギュンター ありがとう!!
あと1回だけモーツァルトを共演してくれることになっています。ご期待ください。
前半はモーツァルトの交響曲2曲39番と41番ジュピターをやることになりました。
団員の皆さんモーツァルトが大好きなのです。

実は、皆さんの知らない第26.5回演奏会というのがあったのです。
ある団員のチョンボで演奏会場のキャンセルがきちんとなされていなかったのです。(本人は泣いていました)
そこで、プロが行っているCD作りと同じ体験をしようというコンセプトで、こまばエミナースで39番、41番の録音取りをしました。観客がいなくても録音するということで演奏会以上の緊張する事を体験しました。意識しすぎでしょうか、録音されているというのは緊張しますね!
(Presented by アルチュアン3号)
エピソード No.40
 第27回演奏会はメンバーのおみちゃんこと重原孝臣氏との演奏会です。今まで、おみちゃんとはモーツァルトの20番、24番を共演してきました。次に望んでいたのは魅力的なベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番です。これまで、ベートーヴェンはヴラダーと3番、5番を演奏してきました。

 最初は神秘的な出だしで始まりますが、おみちゃんの描いたとおりの良い出だしで、メンバーをうまく乗せたようです。おみちゃんの思い入れの曲でもあり、1,2楽章と素晴らしい演奏が続きます。3楽章になると神がかり的になってきました。見えざる手がどんどんと引っ張っている、引き込んでいるような感じでした。

 第1曲目はブラームスのハイドンバリエーションに取り組みました。アマチュアにとっては大変な難曲です。出来はどうだったのでしょうか?

 メインはベートーヴェンの交響曲第2番で少し地味ではありますが、なかなか味のある曲です。当初第6番をやろうという案もあったのですが、ピアノ協奏曲とのバランスから、この曲が選ばれました。
(Presented by アルチュアン1号)
エピソード No.41
 第28回演奏会はメンバーのファゴッティスト2人を迎えての演奏会となりました。
小平氏と塚田氏の2人です。「ファゴットのドッペルコンツェルトのいい曲があるので、是非やりましょう」ということで選曲されました。チェコ人のヴァンハルが作曲した2本のファゴットのための協奏曲です。なかなかいい曲でしたし、ノリの良い素晴らしい演奏でした。
 ソリストには何人かの人が手を上げ、大変な競争でうかうかしてられない状況の中で、海外旅行をした人がいました。心中穏やかではなかったと思います。

 序曲はブラームスの悲劇的序曲です。この曲は序曲にしては壮大なスケールの曲で、なかなか難しい曲です。演奏はどうだったのでしょうか?悲劇的な演奏にならなければ良いのですが…

 メインはベートーヴェンの交響曲第6番田園です。この曲も聴いてもらうにはなかなか難しい曲なので、選曲には大きな壁がありました。でも皆さんやりたい曲なのです。熱が入りました。練習では練習時間の配分の事でメンバーからクレームが出たほどです。メンバーがソリストということで下手な伴奏は出来ないということから、とかく協奏曲の練習に時間が取られたことから、「もっと、田園に時間を取ってください」と !
(皆さんの個人練習が進んでくれば、時間を取って効果のある練習ができると思うのですが・・・)
 結果的にはいい演奏が出来たと思いますが?

 このときには悲しい裏話があります。
土曜日に演奏会を開くことが殆どですが、この日はウィークデーでした。実は、ウィーンオペラが来日していたのです。この日はオペラがない日でしたので、ウィーンの皆様と約束した演奏会ができると思い会場を抑えたのです。でも、オペラがモーツァルトでしたので、来日されるメンバーが少なかったために、協奏曲は実現しませんでした。残念!!
でも、いい演奏会がもてました。
(Presented by アルチュアン2号)
エピソード No.42
 第29回演奏会はウィーンフィルホルン族の若手のホープ トーマス・イェブストゥル氏の登場です。ここにも面白いエピソードがあります。
 この秋は10月、12月の2回の演奏会を予定していました。
ギュンター・ヘグナー氏やペーター・シュミードル氏など、ウィーンフィルの主だったメンバーは、毎年7月に札幌で開かれるPMFに講師兼演奏者として来日されています。この夏もいつものとおり来日され、札幌で親しく飲み会をしていたのですが、
「この11月にウィーンフィルで来日するから、そのときモーツァルトのホルンとオケのためのロンドをやろう。」それから、
「ワルツをやろう。」ということになり、ワルツも指揮吹きをしてくれるということになりました。日程もすぐに決まったのですが、でも・・・でも・・・なのです!!

 またまた、その日が団長の講演とリングアンサンブルのメンバーによるワルツの演奏会ということで、それに駆り出されてしまったのです。あぁーついていない!!今度はトーマス君が紹介されたというわけです。

 トーマス君はギュンター氏推薦の素晴らしい演奏家ですよ。今後の活躍を見ていてください。
出だしはモーツァルトの交響曲第35番ハフナーにチャレンジしました。(第1回で演奏した曲です)
ワルツはトーマス君がホルン族を引き連れて、多いに盛り上げていただき、またあのリズムをギュンター直伝で教わったのですが、イマイチでしょうか?!
(Presented by アルチュアン2号)
エピソード No.43
 幻の第30回演奏会(特別演奏会)はVla、Vc、CBとホルンを含めた木管楽器で行うことになりました。
まずは指揮者なしでR.シュトラウスの13管楽器のためのセレナーデ、指揮者デビューとなったおみちゃんの指揮によるR.シュトラウスの13管楽器のための組曲、最後にブラームスのセレナーデ第2番を演奏してしまいました。

 セレナーデ2番はなかなか演奏するチャンスがありませんが、「思い切ってやろう」と言う一声でやってしまいました。
10月、11月、12月立て続けの本番で、とプロのようなスケジュールとなってしまいました。本当は恥ずかしい限りです。

 誰が企画したんだー! こんなこと望んでないないはずだろう!
はいっ! はいっ! すみません! 許してください。2度としません。
(Presented by ABCD)
エピソード No.44
 第30回の記念演奏会です。
記念演奏会ということで、室内楽や合宿で親しく交流させていただいている上田奈緒さんをソリストとしてお迎えしました。

 曲目は奈緒ちゃん(メンバーからそう呼ばれています)が希望されたウェーバーの1番です。ウェーバーはオペラで有名なこともあり、この曲も劇的な場面がたくさん出てきます。さすが、奈緒ちゃん素晴らしい演奏でした。今後の活躍を期待していまーす!また、やりましょう!

 同じく記念演奏会ということで、第1回で演奏したワーグナーのジークフリート牧歌を取り上げました。しかも指揮はおみちゃんです。いい演奏でした。

 メインも記念ということで、編成上賛否両論あったのですが、ブラームスの交響曲第2番を取り上げました。練習成果がぱっとせず、暗く・辛いときもあり、なかなか難曲でした。
でも、終了後の挨拶で「今日はまれに見る良い演奏でした!」と言ってしまったのです。・・・本当にそうかな? 
謙虚に!! 謙虚に!!

 昨日より今日! 今日より明日を目指して! 進歩あるのみ!
一つの区切りを過ぎて、初心を忘れず頑張っていきましょう。
(Presented by アルチュアン3号)

エピソード No.45
 今回は31回演奏会のエピソードです。
今回のソリスト、ヴォルフガング・トムベックとギュンターフィルの付き合いは25年ぐらいになります。彼がまだ20歳ぐらいのころ、童顔の彼はフリッツ・プファイファーと一緒に大岡山の居酒屋に現れました。今は想像できないくらい痩せておりしかもシャイで二人は好対照でした。隅っこの方で楽しんでいたのを思い出します。

 最近彼から聞いたことですが、そのころ恋人がいて「日本に行かないで!」と言われていたそうです。帰国後、それがもとで振られてしまったそうで、彼にとっては大変な演奏旅行だったわけです。

 次にギュンターフィルとも何回かご一緒に演奏させて頂いた、故ヨーゼフ・シュタール氏(ヨシさん)との関係です。彼はヨシさんの甥でもあることから、長いお付き合いをさせて頂いています。 今回この演奏会は彼がPMFで札幌に来たことが、きっかけで企画されました。

 10月5日に来日され忙しいスケジュールのなか、6日にソロ合わせを行い、10日に演奏会というスケジュールとなりました。当日のゲネプロの時、「岡山の公演で、マウスピースをなくしてしまったんだ。今、使っているのは歌口が少し大きいので、あまり、調子よくない」ととてもナーバスになっていました。

 それは大変なことになったと皆が思ったのですが、本番ではあの通り素晴らしい演奏です。さすが、いつも使用していないマウスピースでも物ともしない演奏してしまうのですから、第1線で活躍されているプロは一味も二味も違うのだということを実感した次第です。

 しかしこれには後日談があるのです。数日たって、マウスピースが彼の燕尾服の中にあったそうです。
・・・なんとも人騒がせな!!演奏スタイルからは想像つかないくらい慌て者かもしれませんね?!
Presented by アルチュアン2号)
エピソード No.46
 第32回演奏会は室内楽を取り上げました。
ベルナールの十重奏曲です。これはダブル木管5重奏で、とてもよい曲です。

 これをギュンターフィルが誇る木管軍団がトライしました。よい演奏でした。
モーツァルトの交響曲第38番プラハを臣ちゃんこと重原孝臣が指揮にチャレンジし、厳しい要求と練習が行われて、これもよい演奏ができたと思います。
 
 メインはベートーヴェンの交響曲第8番で、2度目の挑戦になります。第1回目はエピソードNO.17にも書きましたが、ウィーンフィルのペーター・シュミードル氏、フリードリッヒ・ドレシャル氏がオケの一員として一緒に演奏していただけたのです。
そのとき、「いい演奏だけれども(外交辞令)、1楽章はもう少しテンポアップした方がアンゲネーム(心地よい)だよ」と言われ、テンポをアップして演奏しました。

このアドバイスでいい演奏ができたのではないかと勝手に思いました。


Presented by ABCDE)
エピソード No.47
 今回は団員による協奏曲です。
臣ちゃんによるピアノの協奏曲は別にして、団員の木管奏者によるソロ演奏はフルートの小俣賢三以来です。

 「年をとってくると指が回らなくなってしまう。」「スケールの途中で変な音が出てしまう。」「それじゃー、早く取り組まねばならないのでは?」というような会話から、昼田純一がクロンマーのクラリネット協奏曲に取り組むことになった。
 
確かに指の動きが大事な曲で、ソリスト昼田は演奏会まで毎日練習をして本番に臨んだそうである。その成果抜群で、素晴らしい演奏でした。

昼田さーん 万歳!万歳!

本当に感謝です。

 メインプロはなんとブラ3です。我々アマチュアには最高級難度の曲と言ってもよいのではないでしょうか。それほど難しい曲にチャレンジしてしまったのです。

熟度をあげるため、もう一度やりたいですね!
Presented by ABCDE)
エピソード No.48
 ワンワン作戦開始!
33回にブラームスに取り組んだ余波で、なんと無謀な!
ブラームスのワンワン作戦にチャレンジしてしまったのです。

 臣ちゃんによるピアノ協奏曲第1番と交響曲第1番という重たいプログラムです。
作品15と68と年代的には約20年離れていますが、オーケストレーションなど熟度の差がある作品を取り上げたのは勉強になりました。
 
ピアノ協奏曲1番は臣ちゃんがいつかやりたいとリストにあがっていたもので、アマチュアで良くぞここまで弾けるものだと感心した次第です。ここまで来るには並大抵の努力でなく、星飛雄馬の矯正ギブスとはいかないまでも、強い輪ゴムを多数重ねて指のトレーニングを通勤の電車の中でおこなったそうである。

 みんなから「痴漢に間違われないように!」 「・・・」

 交響曲1番はやはり完成まで20年余かけただけあって、名曲ですね。まあまあの演奏であったと思いましたが、もう一度やりたい曲です。

ワンワン作戦大成功!?
Presented by ABCDE)
エピソード No.49
 35回目の演奏会には第1回からのメンバーの息子がソリストとして迎えられたというエポックな出来事でした。
団員の伊藤万里子さんの次男文嗣君とは以前からコンツェルトとをやろうという話を持ちかけていましたが、芸大の3年生になって、ようやく夢が実現しました。

 「ドボコンでもいいし、好きな曲を選んで!」 「それではエルガーを!」ということで、エルガーに決まった。
その他の曲は、メンデルスゾーンの交響曲第4番イタリアとウェーバーのオベロン序曲となった。

 親子によるコンマスとソリストという姿を実現したかったのであるが、「息子が緊張するから・・・」 とのことで実現できず、ゲストコンマスを芸大の仲間の西川茉利奈さんにお願いした。ゲストコンマスというのはギュンターフィル初めての試みである。

 各弦パートにも仲間の人達が手伝いに来られて、いろいろとアドバイスも受けて、オケには何時にない緊張感のある練習ができました。
エルガーの練習の進め方も、ソリストの注文・アドバイスを全面的に取り入れて行われ、楽しい音楽作りになりました。演奏終了後のソリストのコメント「気持ちいー!!」

 オベロン、イタリアとも要所に芸大生が活躍されて、みなをリードしてくれたこともあり、緊張感のあるよい演奏ができたと思います。

西川さんはじめ、お手伝いに来てくれた芸大の皆さんありがとう!

ツグチャン これから更なる飛躍を! がんばってー!

Presented by ABCDE)
エピソード No.50
 最近は大きな曲を演奏してきたので、36回は原点に戻ろうということでモーツァルトを取り上げた。
クラリネットのことも配慮しなければいけないので、交響曲31番パリと40番(クラリネット入り)と管楽の協奏交響曲(フルート、オーボェ、ファゴット、ホルン版)となった。

 管楽の協奏交響曲はトレチェクさん、シュミードルさん、ヴェレバさん、セルナーさんの豪華メンバーによる1994年の第6回の演奏会を筆頭に、団員ソリストによるもの2回、合計3回演奏してきた。
 
 今回4回目の演奏するに当たって、以前から要望があったこともありフルート版のものをやることになった。メンバーは紅一点Flの京子ちゃんを中心にして、ナイトが3人お供をするという形である。ソリストががんばり、よい演奏でありました。

 でも、楽譜代がもっと安くならないー??

 交響曲はどちらも2回目の演奏である。特に、40番は第1楽章を以前より速めのテンポで演奏したが、40番らしい緊張感が出たように思います。

 2回目になると熟度が上がって味のある演奏になりますね。やはり、モーツァルトはいいねぇー!

Presented by ABCDE)
エピソード No.51 ハルモニア杯
 平成19年の暮れに思いがけず、ハルモニア杯で最優秀賞を頂いた。
これは、5月のゴールデンウィークに100万人が集まる国内最大のクラシックの祭典、「ラ・フォル・ジュルネ『熱狂の日』音楽祭」への出場権も兼ねたオーケストラのコンクールである。

 10月に、「ハルモニア杯音楽コンクール」事務局から、コンクール出場への誘いがあった。今回のテーマが「シューベルトとウィーン」であることから、「ウィーンの音楽をこよなく愛するギュンターフィル」ということをHPで見たとのことであった。
コンクールにはあまり興味を持たない人が集まるギュンターフィルであったが、テーマがシューベルトとウィーンということでは、出演せざるを得ないということで、出場することに決めた。コンクール実施日が年末の29日という忙しい時にも拘らず・・・。

課題曲はシューベルトの交響曲第8番(未完成)及び第9番の中から、好きな楽章を一つ自由に選択してよいということである。以前に演奏したことがある未完成の第1楽章を選んだ。

 シューベルトを録音したCDによる第一次審査を通過した4団体で「ハルモニア杯音楽コンクール」が競われた。
コンクール当日、他団体が良い演奏をするなか、我々は最後の4番目ということでかなりの緊張感を味わいながらも、好き勝手に演奏しようとのびのびとした演奏を試みた。

 舞台に審査員が勢ぞろいして、審査の発表が行われた。最初の39人のフレンズ審査員が選ぶ「もう一度聞きたい楽団」に与えられる「フレンズ賞」の発表である。

 「フレンズ賞はギュンターフィルです」で一瞬喜ぶも、この種の発表は下ランクから発表されるとの思いがよぎり、ハルモニア杯は駄目かと意気消沈気味となった。

 次はいよいよ専門家の審査による最優秀賞の「ハルモニア賞」の発表である。「栄えあるハルモニア賞もギュンターフィルです」で思わず感激の歓声!

「いえぃ」と雄叫びを揚げてしまった。

 先ほどの複雑な気持ちはどこへやら、なんとダブル受賞である。
そうだ!このとき食べたカレーおいかったなぁー!
年末のくそ忙しいときだけに、打ち上げも大いに盛り上がりました!
Presented by ABCDE)
エピソード No.52 ラ・フォル・ジュルネ
 ハルモニア杯を受賞して、5月の3日(1回)と4日(2回)に「ラフォルネジュルネ」に出演できることになった。与えられた時間は20分である。

 「20分では未完成演奏できないよー!」
 会場に出展している企業との契約でそれ以上延ばすことはできないということで、3日は第1楽章、4日は第1、2楽章を演奏することにした。

 ダブル受賞での出演で、恥はかけないと6月の37回の演奏会との連携で練習に励んだ。
当日、東京国際フォーラムに着くや否やまず人の多さにびっくり、さすが「100万人を集めるというラフルネジュルネ」である。恐る恐る舞台近くに足を運んだ。舞台は8角形で四方が聴衆に囲まれ、まったく響きがデッドな環境である。つい半年前には演奏したとはいえ、少しずつ緊張感が増してきた。

 椅子席が700席程度あって立ち見の人が大勢いたので、1000人の方には聴いていただいたのではないかと思う。演奏後何人かの人が寄ってきて、「このオケが好きになりました。6月の演奏会には聴きに行きます」という人がいたので、思わず感激してしまいました。単純に「うれしい!」

ビールの美味しいこと!

Presented by ABCDE)
エピソード No.53
 37回の演奏会はラフォルネジュルネとの関係で、まずは前プロとして未完成、協奏曲はモーツァルトのクラリネット協奏曲、そしてメインはドボルザークの交響曲第8番です。(大きな演奏会!)

 クラ独奏は団員の昼田純一です。2回目のソリスト出演です(ドッペルコンツェルトなどがあるので、ソリストとしては4回目)。仲間からの「モーツァルトやるなら、今ではないの?」との誘いにまんまと乗っかってしまったという感じである。
歳をとってくるとスムーズに指が動かなくなるのは皆さん共通の認識で、彼もそれを感じていたようだ。

 本番当日は晴天で、しかもラフォルネジュルネ効果で、いつもより聴衆は多く350名ぐらいであろうか。緊張が高まるなか、いつものように布二美ちゃんの挨拶が始まる。
「トラ、トラ、トラ」演奏者ステージへ。ゆったりと低弦による未完成のテーマ。
「なかなかいい出だし」・・・昨年末から取り組んだ甲斐があり、熟成されてきている感じのいい演奏でした。(もう、これ以上は難しいか?)

 さぁー、昼田さん出番です。軽快に行きましょう!
今回も毎晩練習したそうです。さすが昼田!素晴らしい!美しい!
天国のような2楽章・・・ブンダーバール!
こんな名曲をもらって、クラリネット奏者がうらやましい!
興奮冷めやらず、昼田さん着替えをしてドボルザークへ。(昼田さんは録音も担当しているんですよ。大忙しい!)

 クラリネットパートは昼田父娘の初デュエットだったのです。・・・羨ましい!
管楽器では初めての親子共演(競演?)でした。
ドボルザークは全体的には、まあまあという演奏でしょうか?
でも、いい響きのするところが増えてきたのが、うれしいですね!

 さぁーて、次回は何とやりますか?

Presented by ABCDE)
エピソード No.54
 ギュンターフィルは、冠とさせて頂いたギュンター・ヘグナー氏を初めてとしてウィーンフィルの名だたるホルン奏者、フランツ・セルナー、ラルス・ストランスキー、ヴォルフガング・ヴラダー、ロナルド・ヤニシュッツ、トーマス・イヴストゥル、ヴォルフガング・トムベック氏とコンツェルト等を共演させて頂いてきた。全く幸せなオケである。

 このような流れを踏まえて、今回は団員のホルン奏者、石橋 享氏の登場である。我々にとっては待ちに待った自前の奏者によるホルンコンツェルトである。曲目はモーツァルトのホルン協奏曲第4番であるが、まずは演奏会頻度が少ない方から選択したとのことである。(オケとしても彼との共演は4曲の中の最初のトライで、今後続けたいと考えている。)
オケに対してのソリスト自らの細かい指導もあり、かなり良く仕上がって「乞う!ご期待」であった。期待通りの演奏が始まり、素晴らしい音楽が流れていた。一緒に演奏しているもの特に弦楽器奏者には、「ほんのちょっと調子が悪いのかな」程度しか感じていなかった。

 ところが、ところが、である。1楽章が終わったところで、異常なくらい唇が気になっている姿が印象的であった。本番で緊張の所為か(?本番には強いはずであるが)唇が乾いて、いつもの滑らかな日本人離れしたリップコントロールに狂いが生じてしまったようだ。彼にとっても初めて経験だそうである。
楽章の間に、何とか打開したいという気持ちが表れていた。

 でも、管楽器奏者にとって、口腔の中のウェットさは演奏の出来を左右する最も重要なコントロール項目である。「よくぞあそこまで吹けたものだ」と感心する管楽器奏者達である。
2楽書、3楽章と彼本来の音楽であった。 高音でも伸びのある豊かな美しい音色。 素晴らしい!プロ級。「さすが!石橋」
さらに、新規まき直しとばかりに、次のエロイカの3楽章・トリオ部分のホルン3重奏の有名なところは完ぺきだった。「さすが!」
さーて、次はモーツァルトの何番をやりますか?

Presented by ABCDE)
エピソード No.55
 ピアノソリスト臣ちゃんの出番である。
臣ちゃんと言えば、星飛雄馬ばり強勢ギブスでの筋肉トレーニングである。
前回のブラームスのピアノ協奏曲第1番では(エピソード48参照)、強い輪ゴムを多数重ねて指のトレーニングを通勤の電車の中でおこなったそうである。今回も力強く鍵盤をタッチするために、腕に錘をぶら下げて練習をしたそうである。
半年間の練習期間中、最後の方は湿布薬が体中に張ってありました。
練習が終わるたびに、「あと5回弾けば、済むんだ。あと5回だ!」と自分に鞭打っていたことを思い出します。あのように細い体で、肉体的には相当きついものがあったものと推測します。

 ある曲に取り組む時に、それに必要な技術、肉体的な機能(筋力、スピードなど)を分析して、不足する部分の補強から入っていくそうである。どう表現したいというイメージはすでに出来上がっているのだろう、あとはそれをどう表現するか、その表現に足る動きができるかどうか、できなければそれを鍛えるという事を考えているということなのだろう。
そこが、きちんとしているので、少ない練習でも効果的な練習が出来ているように思える。それでないと、本業が忙しい中であれだけのことができるわけがないものね!
もろ手を上げて、感服いたします。
 
 38回でソロを演奏した石橋さんの美しいホルンのメロディーが、みんなの気持ちを引き締めた。「おれもやるぞ!」 その気は臣ちゃんに乗り移った。
「素晴らしいで出だし!」「みんな本番に強いよ!」
本番はすごい迫力だったし、みんなに大きな感動を与えてくれた。
臣ちゃん!ダンケ・シェーン!

 オケでも素晴らしいところがありました。
3楽章のオーボエの歌ごころ 素晴らしい!絶品!
そうそう!噂によると。もうシューマンに取り組み始めたとか?

こ の臣ちゃんの素晴らしい演奏に刺激されてか、次のブラ4も心意気のある良い演奏が出来たと思う。とりわけ、2楽章の弦、クラリネット、4楽章のフルート!よかったなぁー!

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